ネコン等のほか、大林組
自治体や住民から様々な要望や注文を持ち込まれている場合も多い。山口は、これらの問題を誰よりも知っていると同時に、それらの問題をどう解決していったら良いかまでアドバイスすることが出来た。問題が生じてきた背景や原因までも熟知していたからだ。を本当に取得すべきかどうかを適切に判断出来るだけでなく、どうすれば問題を解決出来るのか、そして、どの程度の値段なら買う価値があるのかなどの判断が出来た。一方、山口もこうした接触を通じて、どの企業がどの程度の熱心さで土地を欲しがっているのか、どの程度の値段なら買おうとしているのかなど、買手側の意向をかなり正確に探ることが出来た。これにより、山口は土地売却の入札に先立って、入札参加企業の動向をほぼ掌握することが出来た。そして、その情報を自分の意中の企業に流せば、そうした企業に高い確率で落札させることも可能だった。企業のトップは山口がそういうことが出来る人間だということを知っていたから、1層のこと山口詣でによって、少しでも山口に取り入ろうとしたのだ。談合秘録新宿駅新南口に新宿高島屋が建っている土地も、もとは事業団の土地であり、平成4年に高島屋、明治生命、大林組が共同で落札した土地である。