メッセージそしてコミューシ
しばらくすれば静かになる大林組への就職が内定し、人事部門との交渉が終わった私を玄関先なかのまで送ってくれた中埜雄造課長の言葉だった。耳をつんざくほどの罵声にも平然としている中埜に、私はゼネコン社員というものは腹が据わったものだと妙に感心したことを覚えている。ゼネコン大手社の連結業績(年月期)(単位億円。カッコ内は前期比増減率は減少)日本経済新聞月日付を参考に作成いわばゼネコン版のアメリカンドリームを体現したと言っても過言ではない。さっそうネコンの中のゼネコンとして楓爽としたイメージさえある会社だが、私が入社した頃にはこういう展開は想像も付かなかった。それどころか、当時は埼玉土曜会事件で槍玉に上げられ、連日のように右翼の街宣車の攻撃の的になっていた。右翼は大掛かりな談合組織埼玉土曜会の副会長会社として、組織の中核を担っていた大林組を売国奴、税金泥棒となじっていたのである。大学を卒業してからある大手の製鉄会社に10年以上勤務してきた私には、この光景は異様を超えて恐怖心さえ感じさせるものだった。きみも大変なときに入社ってきたと思うだろうが、心配はいらな経常利益(企)(企)古向上士冗大成建設鹿島清水建設大林組いまやゼい。